このページの置き場所について


 過半数代表者の役割は、労働基準法に定められて、就業規則の作成・変更や労使協定の締結という点で法人にとって必要不可欠なものです。また、その役割は従業員の利益を守り、良好な労働環境を実現する上でもきわめて重要で、過半数代表団は自らが代表する教職員に、就業規則変更や労使協定締結に関して必要な情報を提供するとともに、その考え方を教職員に問うことが求められます。

 そこで、今年度の本郷事業場過半数代表団は法人に対して、各事業場の過半数代表団のページを東京大学ポータルサイト(東大ポータル、学内専用・教職員の皆様へ)に設置していただくよう要請しました(2月22日付け要請書)。過半数代表団のホームページ設置は、法人が教職員に対して説明責任を果たすうえで大いに意義のあることですし、教職員はをれを通じて、就業規則が変更され、また労使協定が結ばれた経緯を確実に知ることができるようになります。このページは基本的に教職員のためのものであって、それ以外の方が閲覧することを予定していませんから、東大ポータルに設置することが最適の方法と考えました。東大ポータルでなら公開できるが、それ以外の、誰でも接しうる場所に設置したなら公開できない情報もあるでしょう。また、セキュリティの観点からも東大ポータルに設置することが望ましいのです。

 2008年過半数代表団は以上のように考えて、ホームページ設置について、労務・勤務環境グループ長の白勢祐次郎氏と2度にわたって話し合い、また広報室等の関係機関との調整をお願いしてきましたが、残念ながら基本的な理解を得ることができませんでした。「被用者への説明責任の点は、人事・労務系のHPに乗せているので十分果たしている」、「代表団の考え方は代議員を通じてメイル等で周知すればよい」、「東京大学のホームページに、法人側とは異なる見解を載せるのが適当とは考えられない」などの到底首肯しがたい理由で、わたくしどもの要請は拒否されたのです。法人側は就業規則や労使協定に関しては従業員を代表することができないから、過半数代表が必要とされているのですし、従業員が常に法人と同じ考え方に立ち、同一の利害を有しているわけでもありません。部局数の少ない事業場でしたらメイルでの情報提供と意見・質問の受付も可能かもしれませんが、本郷事業場で同じことをしたら代議員の方に過大な負担を押し付けることになってしまいます。
 なお、この話し合いの中で、就業規則に関する過半数代表団の意見書については、今後、東大ポータルの「人事・労務・制度等」に掲載するとの約束を白勢グループ長からいただきました。従来は、過半数代表団が就業規則変更案について慎重に検討し、意見書を作成しても、法人側を通じて労働基準監督署に提出されるだけで、肝腎の教職員が意見書(就業規則変更についての過半数代表団の異見)に触れることができなかったのと比べるなら、これだけでも大きな前進ではあります。

 過半数代表団としては、就業規則変更と労使協定締結に関して進行中の事態と関連情報について、またそれに関するわたくしどもの考え方について、教職員のみなさまにお知らせし、みなさまからそれについてご意見・ご質問を受けなければなりません。しかも、これは待ったなしで進んでいくことです。そこで、暫定的な措置として、わたくしども代表団が本来意図していたのとは異なる場所にこのページは設置されています。そのことによって発信できる情報量に若干の制約がありますし、セキュリティ上の不安も完全には解消されていませんが、当面の必要と代表団の任務遂行のためにやむをえないと判断しています。東大ポータルへの設置については今後もおりにふれて要請を繰り返すつもりですが、以上の事情について本郷事業場の教職員のみなさまにはご理解をいただくようお願いいたします。


お問い合わせ・ご意見はメイルで頂戴します。